親族相続法の私家版復習ノート
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第775条 (嫡出否認の訴え)
前条の規定による否認権は、
子又は親権を行う母に対する嫡出否認の訴えによって行う。
親権を行う母がないときは、
家庭裁判所は、特別代理人を選任しなければらない。
・ 夫が訴え以外で子が嫡出であることを否認しても、
否認の効果は生じない。
・ 調停前置主義。
・ ここでいう嫡出の否認とは、
772条の推定を受ける嫡出子の嫡出否認のみを意味し、
推定されない嫡出子や推定の及ばない子の父子関係を否定するには
親子関係不存在確認の訴えによって否定することができる。
・ 裁判あるいは調停・審判によって、夫の嫡出否認が認められると、
子は出世時にさかのぼって嫡出子の身分を失い、
母が夫以外の男との間にもうけた非嫡出子ということになる。
・ 戸籍法116条により、夫からの戸籍訂正の申請によって、
戸籍上も嫡出子から非嫡出子へと訂正される。
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